米国からの入国者に対する検疫が強化された(コラージュ)=(聯合ニュース)
米国からの入国者に対する検疫が強化された(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇米国からの入国者も2週間の自主隔離  米国から韓国に入国した人の間で新型コロナウイルス感染が確認される事例が増えていることから、韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部が米国からの入国者に対する検疫を強化した。27日午前0時以降の入国者は14日間の自主隔離の対象となる。入国時に発熱やせきなど感染が疑われる症状がある人は、空港内の検疫所で感染有無を調べる検査を受けなければならない。◇新型コロナ対策 G20首脳「世界経済に5兆ドル超投入」 世界規模で流行する新型コロナウイルスへの対策を話し合うため、主要20カ国・地域(G20)首脳が26日夜(日本時間)、テレビ電話会議を開いた。世界中で50万人以上が感染し、死者も2万人を超えるという緊迫した状況の中、各国は入国規制を強化し、経済指標は軒並み急速に悪化している。世界経済への打撃を最小限に抑えるため、G20首脳は5兆ドル(約550兆円)超を投入することで一致し、首脳声明に盛り込んだ。◇消費者心理指数が急落 リーマン以来 韓国銀行(中央銀行)が27日に発表した3月の消費者動向調査の結果によると、経済状況に対する消費者の心理を総合的に示す消費者心理指数(CCSI)は78.4で、前月から18.5ポイント落ち込んだ。同指数が基準値(100)を下回ると、景気が下向くと見る人の方が多いことを意味する。3月の指数はリーマン・ショックによる金融危機の影響が強く残っていた2009年3月(72.8)以来の低水準で、下落幅も08年7月以来の大きさとなった。◇韓進グループ持ち株会社が株主総会 姉弟の経営権争いの行方は 大韓航空を中核とする韓進グループの持ち株会社、韓進KALが27日に定時株主総会を開催する。同グループでは創業家長男の趙源泰(チョ・ウォンテ)グループ会長と長女の趙顕娥(チョ・ヒョンア)元大韓航空副社長が経営権を巡って争っており、この日の株主総会では取締役会の構成、特に源泰氏が取締役に選任されるかどうかが大きな鍵を握る。グループ内外では、突発的な事態などが起きない限り、同氏が経営権を維持するとの見方が強い。◇ペルーに足止めの韓国人198人 チャーター機で帰国へ ペルー政府の国境封鎖により同国に足止めされている旅行客や国際ボランティア関係者など韓国人198人が、韓国政府が手配したチャーター機で帰国する。現地の韓国大使館によると、韓国人を乗せたアエロメヒコ航空のチャーター機が26日午後4時(現地時間)、首都リマの空港を離陸した。198人はいずれも発熱などの異常な症状はなく、全員が同機に乗り込んだという。
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