ニュージーランドも「東京オリンピック、延期しないならボイコット」

カナダが新型コロナウイルス感染症の拡散により7月に開催予定の東京オリンピックに選手団を送らないと発表したのに続き、ニュージーランドも事実上不参加の意思を明らかにした。東京オリンピックを1年延期しないのならボイコットを検討しているということである。

今日（23日）ニュージーランドのニュースメディアによると、ニュージーランドオリンピック委員会（NZOC）の委員長は「（オリンピックの）延期だけが合理的なことである」とし「国際オリンピック委員会（IOC）が7月24日の開幕に固執するなら、NZOCは他のオプションを検討する」と伝えた。

つづけて「我々は、我が選手たちが安全、健康でいることと、今回の大会が完全なオリンピックとして執り行われることを期待する」とし「もしそれがなされないのなら、我々は自分たちの立場を再検討する」と語った。

NZOC委員長の発言は、オリンピックが延期されない場合、NZOCはオリンピックをボイコットするということを明らかにしたものだと、このメディアは報道した。

22日（現地時間）カナダオリンピック委員会（COC）とカナダパラリンピック委員会（CPC）はこの日に声明を出し、東京オリンピックを1年延期しないのなら選手団を派遣しないと発表した。

IOCは同日、緊急執行委員会を終えた後の声明で「2020東京オリンピックのためのシナリオ計画を設定している」とし、東京オリンピックを延期するかについては今後4週間以内に決定すると伝えている。