特別入国手続きを受ける入国者(資料写真)=(聯合ニュース)
特別入国手続きを受ける入国者(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスが全世界に広がっていることを受け、韓国政府は全入国者に対し、特別入国手続きを適用する方針を決め、準備に入った。中央災難(災害)安全対策本部の朴凌厚(パク・ヌンフ)第1次長(保健福祉部長官)が15日の会見で明らかにした。 新型コロナウイルスが世界的大流行(パンデミック)になっているため、特定の国に対し特別入国手続きを適用することはあまり意味がないと説明した。 実務的に可能なのか、どういった準備が必要なのかを検討し、できるだけ早く、全入国者に対し、特別入国手続きを施行できるよう準備するという。 韓国政府は現在、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、フランスなど欧州主要国と日本や中国などからの入国者に対し、特別入国手続きを適用している。 特別入国対象者は国籍を問わず、マンツーマンで発熱の有無のチェックを受ける。せきなどの症状がある場合、事前にこれを申告しなければならない。入国の際に検疫官は特別検疫申告書を確認する。入国者は国内での滞在先の住所と連絡できる電話番号を提出し、本人の健康状態を報告できる「自己診断アプリ」をダウンロードしなければならない。
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