文大統領(手前)は12日、中部の忠清南道・天安に新たに設けられた「生活治療センター」を視察した。生活治療センターは新型コロナウイルス感染者のうち軽症者を収容する(大統領府提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
文大統領(手前)は12日、中部の忠清南道・天安に新たに設けられた「生活治療センター」を視察した。生活治療センターは新型コロナウイルス感染者のうち軽症者を収容する(大統領府提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社、韓国ギャラップが13日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は49%で、前週から5ポイント上昇した。不支持率は3ポイント下落し45%となった。支持率が不支持率を上回るのは1月第2週以来、8週ぶりで、新型コロナウイルス感染が起きてからは初めて。

 調査は10~12日に全国の18歳以上の1001人を対象に実施された。

 文大統領を支持する理由として、「新型コロナウイルスへの対応」(44%)を挙げた人が最も多かった。不支持の理由は「新型コロナウイルスへの対応が不十分」(37%)が最も多い。

 韓国ギャラップは「このところ政府の(新型コロナウイルスへの)対応について前向きな評価が増えている。(中東呼吸器症候群=MERSが流行した)5年前に比べ国内外で感染症に関する情報共有が進んでいる上、事態悪化の責任が(集団感染が発生した新興宗教団体の)新天地イエス教会に分散されたことも挙げられる」と説明した。

 政党支持率は進歩(革新)系与党「共に民主党」が3ポイント上昇の39%で、保守系最大野党「未来統合党」が22%、「正義党」が6%、「国民の党」が3%と続いた。


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