韓国プロ球団代表と審判、シーズン中”接待ゴルフ”か＝KBO、警察に捜査要請

韓国プロ野球委員会（KBO）は、プロ球団の元代表と現役審判、記録委員らの不正請託と関連し、警察に捜査を要請したことがわかった。

　KBOは12日、プロ野球のA球団の元代表と現役審判、記録委員の接待ゴルフによる不正請託を捜査するよう水西（スソ）警察署に要請した。

　昨年12月、KBOクリーンベースボールセンターに情報が寄せられた。この情報によると、A球団の元代表と審判、記録委員が2016年の正規シーズン中に接待ゴルフをおこなっていたという。

　同件についてKBOは調査委員会を立ち上げ、情報内容を調査。しかし、調査に限界を感じたKBOは公権力を借りることにしたと伝えられた。

　KBO関係者は「情報が入ってすぐ調査を始めたが、強制捜査権がない状況で、限界があった。そのため警察に捜査を要請した」とし、「当事者らの意見も聞いたが、正確な内容を明らかにするため捜査が必要だと判断した」と説明した。