9日の韓国株式市場は、新型コロナウイルス感染の世界的な大流行への懸念から総合株価指数が4%以上急落した(イラスト)=(聯合ニュース)
9日の韓国株式市場は、新型コロナウイルス感染の世界的な大流行への懸念から総合株価指数が4%以上急落した(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス感染の世界的な大流行(パンデミック)への懸念が広がり、9日の韓国株式市場で総合株価指数(KOSPI)は急落した。終値は前日比85.45ポイント(4.19%)安の1954.77だった。昨年8月29日(1933.41)以来の安値水準。 この日は前営業日と比べ59.2ポイント(2.90%)安の1981.02で寄り付き、下げ幅を拡大して一時、1946.90まで下落した。 KOSPIを算出する有価証券市場で、外国人投資家は1兆3121億ウォン(約1112億円)、機関投資家は430億ウォンを売り越した。個人投資家は1兆2765億ウォンを売り越した。 この日の外国人投資家の売り越し額は1999年に取引所が1日の売り越し額の集計を始めてから最大となった。 米国や欧州を中心に新型コロナウイルス感染者が急増していることで、証券市場はパンデミックへの警戒を強めている。 キウム証券の関係者は「米国と欧州の新型コロナ感染者が急増したことで、懸念が強まり、指数が急落した」とし、「特に米国内の感染者はさらに急増する可能性があり、注目する必要がある」と指摘した。
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