韓国銀行・蔚山本部、新型コロナ被害企業に900億ウォン支援＝1企業当たり最大10億ウォン

韓国銀行・蔚山本部は新型コロナ感染拡大の影響により、被害を受けるサービス業と中小製造業の資金難解消のため、900億ウォン（約81億円）の特別運転資金を支援すると6日、明らかにした。

　支援対象業種は観光、外食、流通などのサービス業と、中国からの原材料・部品を調達したり、輸出と消費不振で困難を強いられる中小製造業だ。

　支援方法は来る9月30日まで、市中金融機関が地方中小企業に満期1年以内の運転資金を新規で融資したり、従来の融資を延長する場合、企業当たりの10億ウォン限度で、50%まで市中金利より安い金融仲介支援融資の金利で金融機関に資金を支援する。

　韓国銀行は今回の特別運転資金が新型コロナウイルスで困難を強いられている地域の自営業者や中小企業の金融費用を減らすことで、資金難の解消に大きく役立つものと期待している。