韓国外相、入国制限国と連日電話会談「過度な措置の自制要請」

韓国の康京和（カン・ギョンファ）外交部（外務省に相当）長官が、新型コロナウイルスによる韓国からの入国制限と関連し、各国と長官級協議を連日おこなっている。

　康京和外交長官は前日（3日）午後、ジャイシャンカル インド外相と電話会談をおこない、インド政府の韓国人に対する到着・電子ビザ新規発給及び通常ビザの効力中断などの措置と関連し、遺憾を表明した

　また、入国手続きの施行過程でいかなる場合でも韓国人に対する不便や不当な権益侵害が発生しないよう、格別な関心を傾けるよう要請する一方、さらなる入国制限または手続き強化措置を自制するよう要請した。

　康長官は前日午前にはエルサルバドルのアレクサンドラ・ヒル外相と電話会談をし、新型コロナ関連のエルサルバドル政府の韓国人対象の入国禁止措置を速やかに撤回するよう要請した。

　一方、康長官はこれまで中国、ベトナム、UAE、カナダ、モルディブなど8か国の外相とも電話会談をおこなっている。