新型コロナウイルスの検査を行うソウル・国立中央医療院(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査を行うソウル・国立中央医療院(資料写真)=(聯合ニュース)
◇集団感染の宗教団体 ソウル市が法人許可取り消しへ「公益害す」 ソウル市は3日、南東部・大邱にある教会で新型コロナウイルスの集団感染が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」について、感染を拡大させた責任が大きいとして、同団体が設立した社団法人の許可を取り消すと明らかにした。ソウル市内には同団体が2011年に設立した法人が1カ所ある。ソウル市の関係者は、「新天地は政府と防疫当局に積極的に協力する義務があるにもかかわらず、信者の名簿を遅れて、または虚偽の内容で提出し、全数調査を組織的に拒否しており、現在も偽装した施設で布教や集会を続けている」として、「公益を害する行為」の根拠に挙げた。◇海軍高速艇で手投げ弾爆発 6人が重軽傷 海軍作戦司令部は、3日午後に朝鮮半島南側の海上で射撃訓練を行っていた海軍の高速艇1隻で手投げ弾が爆発し、6人が負傷したと発表した。うち2人が重傷という。海軍関係者は、通常の訓練中の事故だったとしながら「負傷者は応急処置を受けた後に近くの病院に搬送中で、重傷者は意識がある」と説明。海上・陸上の全ての射撃訓練を中止し、事故の原因を調査して再発防止策を講じると述べた。◇ドライブスルー式検査「安全で迅速」 新型コロナ 仁川市が、車に乗ったまま新型コロナウイルスの検査が受けられるドライブスルー診療センターの運営を開始した。このセンターは、新型コロナウイルスの感染が疑われる軽症の患者に対して安全で迅速な検査を行うために設けられ、センターを訪れた市民は迅速に検査を受けられることにおおむね満足感を示した。仁川市は運営の推移を見守り、追加でセンターを設置する方策も検討する計画だ。◇米偵察機が韓国上空を飛行 北朝鮮の飛翔体発射に警告か 民間の航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」によると、米空軍の偵察機RC135Wが韓国上空を飛行した。具体的な時間は公開されていないが、世界標準時の3日に飛行したとみられる。北朝鮮が2日に短距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射しており、米軍が偵察活動によって新たな発射の動向を監視するとともに武力挑発に対する警告メッセージを送ったとの見方も出ている。◇中国・ベトナムで韓国人1200人隔離 政府が対応チームの派遣検討 韓国外交部が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置として世界各国で隔離された国民を支援するため、各国に迅速対応チームを派遣する方策を検討している。同部高官が非公式の会見で伝えた。外交部によると、3日現在、世界各国で隔離されている韓国人は約1200人で、中国(約960人)とベトナム(約270人)に集中している。その国の居住者と、ビジネスで訪問した人が多いという。 
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