昨年の三・一運動記念式の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年の三・一運動記念式の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地支配に抵抗して韓国で1919年に起きた独立運動「三・一運動」の記念式典が、新型コロナウイルスの感染拡大により規模を大幅に縮小して行われることが、28日分かった。  行政安全部によると、三・一運動から101年を迎える今年の記念式典は、来月1日午前10時からソウル市内の培花女子高校本館で行われる。 感染症の危機警報が最高レベルの「深刻」に引き上げられたことを受け、式典の規模は大幅に縮小される。 出席者の数も例年の2000~3000人から約60人と最小限にする。 防疫対策にも万全を期す。記念式典の関係者や出席者全員について発熱など感染が疑われる症状の有無を確認し、式典の前後には防疫官の管理の下で消毒を行う。また、症状が発生した場合に備えて隔離空間と輸送手段も準備した。 式典で行われる「独立宣言書」の朗読は、韓国語の原文のほか英語、日本語、中国語、ロシア語などでも行われる。日本語の朗読は保坂祐二・世宗大独島総合研究所長が務める。
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