韓国検察、新型コロナ集団発生の新興宗教「新天地」教祖を捜査へ(画像:news1)
韓国検察、新型コロナ集団発生の新興宗教「新天地」教祖を捜査へ(画像:news1)
韓国検察が、新型コロナウイルスの集団感染が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」の教祖=李晩熙(イ・マンヒ)総会長(88)に対し、捜査を開始したことがわかった。

 水原地検は、感染病予防法違反、特定経済犯罪加重処罰法上違反(横領・背任)容疑で、検察庁に告発を受理された李総会長に関する事件に関して「捜査に着手した」と28日、明らかにした。

 これを前に去る27日、全国新天地被害者連帯はソウル市内にある検察庁の前で記者会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大の責任を問い、検察庁に告発状を提出したと発表。

 被害者連帯は、大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンプクト)を中心に急速に拡大した新型コロナウイルス感染の原因は新天地にあると主張した。「李総会長を拘束捜査し、新天地本部を家宅捜索すべき」とし、「新天地側は、集会場所を公開し信者リストも提出して協力したと主張しているが、新天地の嘘と実情を知れば、期待できないことがわかる」と強調。

 また「新天地は詐欺宗教集団であり、指導部の組織的な介入を確認するためにも会計帳簿や渉外部、告知に関する内部資料を押収し捜査すべき」と声をあげた。


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