ソウル城東区庁、閉鎖へ=区庁勤務の公務員、感染の牧師とエレベーター内で接触し感染(画像:news1)
ソウル城東区庁、閉鎖へ=区庁勤務の公務員、感染の牧師とエレベーター内で接触し感染(画像:news1)
新型コロナウイルスの市中感染が広がる韓国・ソウルで、感染が確認された明声教会牧師と同じエレベーターを使用した40代の女性公務員が、新たに陽性と診断された。

 この公務員が勤務する城東区庁は、自治体としては初の閉鎖を決定した。

 エレベーターを使用した牧師は、慶尚北道・清道郡の大南病院で営まれた告別式に参列し、去る25日に知人である宣教師の子どもと同時に感染が確認されていた。

 28日、江東区と城東区によると、江東区・岩寺洞在住の40代女性が去る18日午前、子ども2人と共に明声教会の牧師と同じアパート内エレベーターを使用。

 江東区は、この牧師に対する動線を疫学調査していた中、防犯カメラの映像を通して明声教会牧師と同時にエレベーターにマスクを使用しない状態で乗っていた女性を発見。即時、隔離措置とした。

 江東区の関係者は「この女性が明声教会牧師と同じアパートに住んでいることは事実だが、明声教会には通っていないと確認された」とし、「マスクを使用せず感染者と同じエレベーターに(同時に)乗ったことを知り、自ら『検査を受けたい』と連絡がきた」と経緯を説明。その後、女性に陽性反応が出たことがわかった。

 城東区のチョン・ウォノ区長は「城東区の感染者は、城東区庁職員」と明かした上で、「城東区庁は、消毒作業などのため24時間、区庁を閉鎖する」と告知した。


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