朴良雨長官(左)は22日、汝矣島純福音教会を訪れて牧師と新型コロナウイルスへの対応について意見を交わした(文化体育観光部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
朴良雨長官(左)は22日、汝矣島純福音教会を訪れて牧師と新型コロナウイルスへの対応について意見を交わした(文化体育観光部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受け、朴良雨(パク・ヤンウ)文化体育観光部長官は28日、「集団感染や事態の長期化を防ぐため、当面は宗教集会を自粛していただきたい」と宗教界に要請する緊急文書を発表した。

 政府は、今週末と来週が感染拡大を食い止めるための重要な正念場になると判断している。

 韓国最大の仏教宗派・大韓仏教曹渓宗やカトリック教会は当面、全ての法会やミサを中止することにしている。

 新興宗教団体「新天地イエス教会」の南東部・大邱の教会で集団感染が発生し、ソウルの大型教会でも感染者が相次いで確認されていることから、日曜日の礼拝を見合わせたり、インターネット放送による礼拝に変更したりする教会は増えている。

 韓国のプロテスタント教会の中で規模が最も大きい汝矣島純福音教会も、当初は今週日曜日の礼拝を行うとしていたが、この日午前にインターネット放送による礼拝とすることを決定した。だが、今なお大型教会をはじめとする多くの教会が日曜日の礼拝を実施する方針を崩していない。


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