新型コロナウイルスの感染者が急増する南東部、大邱市の市庁舎で開かれた特別対策会議に出席した文大統領=25日、大邱(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの感染者が急増する南東部、大邱市の市庁舎で開かれた特別対策会議に出席した文大統領=25日、大邱(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが28日発表した調査結果によると、新型コロナウイルスを巡る政府の対応について「間違っている」との回答が51%となり、「よくやっている」(41%)を10ポイント上回った。 調査は25~27日、18歳以上の1001人を対象に実施した。 2週間前の調査では「よくやっている」が64%、「間違っている」が25%だった。 同社は「2週間前は中東呼吸器症候群(MERS)の拡大初期より感染者が少なく、死者もなかった」として、「感染が拡大し、政府対応への不満が高まったとみられる」と分析した。 中国からの入国に対しては回答者の64%が「全面禁止にすべきだ」とし、33%が「全面禁止にする必要はない」と答えた。 新型コロナウイルスの感染への懸念については「非常に心配している」が46%、「少し心配している」が32%、「別に心配していない」が15%、「まったく心配していない」が6%だった。 一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週より3ポイント下落した42%となった。不支持率は5ポイント上昇の51%だった。 不支持の理由としては「新型コロナウイルスの対応不備」(41%)が最も多く、「経済・国民生活問題の解決が不十分」(14%)、「外交問題」(7%)などが挙がった。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 0