世界卓球選手権釜山大会 予定通り3月に開催(提供:news1)
世界卓球選手権釜山大会 予定通り3月に開催(提供:news1)
新型コロナウイルスの国内確定者数が増え、スポーツ界にも影響がおよぶ中、2020年世界卓球選手権釜山大会が予定通り開催される。

世界卓球選手権大会の組織委員会は21日、釜山BEXCOで記者会見を開き、「3月22日に予定通り大会を開催する」と発表した。

組織委員会は、大会期間サーモグラフィー(熱探知)カメラ4台と競技場のあらゆる場所に手指消毒剤を備えて、トイレなど公共の場所は30分間隔で消毒を実施するなど、防疫に最善を尽くすという方針だ。

組織委員会の関係者は「釜山市と協力して新型コロナウイルスの防疫に最善を尽くしており、観客の安全のために様々な対策を用意する」とし、「第1競技場と2競技場は1日2回にわたって消毒を実施する予定であり、観客にはマスクを渡す計画だ」と防疫対策を紹介した。

この日の記者会見に参加したユ・スンミン組織委員長は、「今回の新型コロナウイルスの事態に多くの方々が心配していることを知っている」とし、「しかし、組織委員会は大会のために以前から計画的にきめ細かく問題のないように徹底した準備をしてきたし、現在もしている」と述べた。

続いて「急変する事態に対して日々真剣にモニタリングをしており、トラブルが起こらないよう遂行していく」とし、「政府と釜山市とともに協力して最善の努力をしている」と付け加えた。

スティーブ・デイントン国際卓球連盟事務総長も「昨日(20日)から準備状況を確認している。3月の世界大会は予定通り自信をもって進行するつもりである」と大会強行に向けた意志を明らかにした。

スティーブ・デイントン氏は「新型コロナウイルスの拡散はもちろん残念で、最近の韓国における状況が急変していることも把握している」とし、「国際卓球連盟も毎日状況を注視しており、今後の状況に応じて、関連当局とともに大会進行に支障がないようにする」と述べた。

2020年世界卓球選手権釜山大会は、3月22日から29日まで釜山BEXCOで開かれ、計83カ国が参加する。
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