北朝鮮、新型コロナの報道量が最大値更新(提供:news1)
北朝鮮、新型コロナの報道量が最大値更新(提供:news1)
北朝鮮の新型コロナウイルス関連の報道量が26日、最大値を更新した。

 いまだ感染者が出ていないという立場を維持しているにもかかわらず、関連報道は増え続けており、警戒心を緩めていないようすだ。

 朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は同日、新型コロナ関連だけでも19個の記事を掲載した。先月22日、最初の記事が出て以来、1日基準最大値だ。

 これは最大記録だった22日の18個を4日ぶりに更新したもの。その後24日に11個、25日に12個の記事を掲載し、報道量が3日連続増加し続けた。

 歴代最も多い寮の記事を掲載したこの日、6面全体で中国など世界各国の被害状況を詳細に扱い、特に南(韓国)側の状況を伝えるのに紙面の大半を割いた。

 新聞は中央防疫対策本部の発表を引用し、「南朝鮮(観光)で感染者が977人に増加し、10人目の死亡者が発生した」と伝えた。

 これまで中国関連の報道で少なくとも2日間の時差があったのとは異なり、韓国の関連ニュースは連日1日単位で迅速報道しているようすだ。

 南北が接境しているだけに北朝鮮へ拡散されることを懸念し、状況を綿密に注視しているものとみられる。


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