韓国の19年1~9月の輸出が大幅減少した(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓国の19年1~9月の輸出が大幅減少した(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】2019年1~9月の韓国の輸出は前年同期比9.8%減少し、韓国と同じく製造業を主力とする中国、日本、ドイツより下げ幅が大きかったことが分かった。韓国の経済団体、全国経済人連合会が世界貿易機関(WTO)の統計を基に17日までに分析した。 世界貿易は米中の貿易摩擦が響き、19年1~9月の全体の輸出は前年同期比2.9%減少した。中国が0.1%減、日本が4.5%減、ドイツが5.2%減だった。韓国にとって中国は輸出の4分の1を占める相手国で、打撃も大きかった。   また、08年のリーマン・ショック後の10年で韓国は世界の主要貿易品目でシェアを拡大したものの、半導体への依存度が高いことが分かった。 国連が運営する世界の輸出入統計のデータベースによると、主要20貿易品目(原油・ガス除く)で韓国のシェアは08年の4.3%から18年は6.6%に伸びた。ただ、半導体を除くと18年のシェアは4.5%にとどまる。 半導体の世界市場で韓国のシェアは08年の7.6%から18年は31.3%に急拡大した。半導体は韓国の輸出全体の18%を占める。 その一方で、18年に韓国の自動車の世界シェアは6.1%と、10年前から1.1ポイントしか上がっていない。造船の場合は15.4ポイント落ち込み、15.2%だった。 中国は08年に主要20貿易品目でのシェアが11.0%だったが、18年には20.8%に拡大した。半導体と通信機器を中心に多くの品目でシェアを伸ばした。  日本は8.9%から8.5%に縮小した。乗用車や通信機器などのシェア低下が響いた。
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