在中国韓国大使館に掲げられた横断幕「中国の困難は我々の困難」(提供:news1)
在中国韓国大使館に掲げられた横断幕「中国の困難は我々の困難」(提供:news1)
「中国人たちが韓国に旅行に行かずお金を使わないのを恐れてそうしたのではないか」

このコメントは、去る11日に在中国の韓国大使館が掲げた「中国の困難は我々の困難でもあります。中国ファイティング!」という横断幕について中国のメディアが報道した記事に対してあげられたものである。

新型コロナウイルス拡散によって中国がマスクなど防護物品の不足で困難をきたしている中、日本と韓国が支援にでたが、中国のネットユーザーたちは日本には“感謝”の反応をみせた。

中国メディアは去る12日“ありがとう日本”というタイトルの記事をあげた。日本の防護物品の支援と日本人の暖かな応援に感謝するという内容である。このほかにも中国の日刊ニュースサイトで“日本”と検索すると「日本、防護服10万着寄付」などの記事があがる。

反面、そのニュースサイトに“韓国”と検索しても、韓国の支援に関する記事はみられない。

寄付に対する反応も違っていた。“韓国光州(クァンジュ)市が中国8か都市にマスク5万枚寄付”という内容に中国のネットユーザーたちは「小さい国の韓国がなんのお金があって支援するのか」などのコメントがあがった。

実際は中国により多くの支援をしているのは韓国である。韓国の成均館(ソンギュンガン)大学の中国研究所によると、去る5日基準で20社あまりの韓国企業が中国に送った義援金と救護物品は約8926万人民元ほどである。反面、日本の義援金は約4652万人民元として、韓国が日本の2倍ちかく支援したということになる。

しかし韓国の支援を無視し冷やかすという雰囲気である。そのことについて韓国の文化と言語をネットを通じて伝えている、ある中国人ネットユーザーは「韓国の支援にはディテールが抜けている」と指摘した。「日本は感動的な言葉と応援のメッセージをともに送った」が「韓国の支援はありがたいが、このようなディテールの面で日本より劣っている」と語った。
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