韓国国土交通部長官、「航空業界の重なる悪材料…空港施設使用料減免など支援検討」(提供:news1)
韓国国土交通部長官、「航空業界の重なる悪材料…空港施設使用料減免など支援検討」(提供:news1)
韓国の国土交通部(国土交通省に相当)キム・ヒョンミ長官は10日「相次ぐ悪材料に見舞われている航空業界への支援案を積極的に検討する」と明らかにした。

 キム長官はこの日午後、ソウル金浦空港で国内航空会社及び航空公社との懇談会を開き、「新型コロナウイルス(新型肺炎)の感染拡大による航空需要及び業界状況を重く認識している」とし、このように述べた。

 この日、懇談会には大韓航空やアシアナ航空をはじめ、チェジュ航空、ジンエアー、エアプサン、ティーウェイ、イースター、エアソウルなど国内航空会社のCEOと仁川・韓国航空公社CEOが出席した。

 キム長官は「新型コロナウイルスの影響で、航空旅客減少推移が2003年SARS、2015年MERS当時より速いスピードを見せている」と指摘した。

 続けて「2003年SARS当時に比べ、国際航空旅客規模は4倍以上成長しており、航空会社も2社から10社に増えた状況を勘案すれば、航空業界に及ぼす影響ははるかに大きいものと見通される」と懸念した。

 さらに「航空業界に及ぼした波及影響など被害程度によって、空港施設使用料の納付猶予・減免など段階別支援案を検討する」と伝えた。


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