中国共産党の武漢市委員会の馬国強書記(右側)(提供:news1)
中国共産党の武漢市委員会の馬国強書記(右側)(提供:news1)
新型コロナウイルス感染症の発生地である中国湖北省の武漢の指導部は、初期対応が足りなかったことを認め「罪悪感を感じている」という心境を明かした。

中国共産党の武漢市委員会の馬国強書記は31日(現地時間)、中国のTVに出演し「良心の呵責を感じ自責の念にかられている」と語った。

馬書記は「もっと早く決定し、今のように厳格な統制措置をとっていたなら、結果は今よりもましであっただろう」とし「そうしていたら、全国的な影響も今より少なかっただろうし、共産党中央委員会と国務院の憂慮もまた、今より少なかったであろう」と語った。

彼は、新型コロナウイルスに対処する過程を“目に見えない戦い”と規定しながら「いつも精神的に緊張している状態である。このように大きな挑戦に直面したことはなかった」とその胸のうちを明かした。

馬書記は、武漢内の病院が医療用品の受給に困難をきたしているという指摘について「現在、すべての医療用品はぎりぎりの状態が続いている」とし「これは常に充分な量の医療用品が保障されていないという意味である」と説明した。

中国の国家衛生健康委員会によると、1日の0時基準で中国本土内の新型コロナウイルス感染による死者は259人である。この中で湖北省での死者だけで249人になる。
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