武漢に向け出発したチャーター機=30日、仁川(聯合ニュース)
武漢に向け出発したチャーター機=30日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国・湖北省武漢市とその周辺地域に滞在する韓国人を帰国させるために韓国政府が派遣するチャーター機が30日午後8時57分ごろ、仁川空港を出発した。 同チャーター機は武漢からの帰国を希望する韓国人約360人を乗せ、31日午前に戻る予定だ。 武漢の空港にはチャーター機に搭乗する予定の帰国希望者が待機中だ。外交部職員、国立中央医療院の医師と看護師、国立仁川空港検疫所の検疫官らで構成された政府迅速対応チームが中国当局と協議し、帰国希望者の搭乗手続きを支援する。韓中両国の医療陣と検疫官による検疫を受けた無症状の人のみが搭乗できる。 韓国政府は30、31の両日にチャーター機2機ずつを武漢に派遣し、帰国希望者を退避させる計画だったが、中国政府が1機の運航を承認した。約720人が帰国を希望しており、残る希望者を帰国させるため、中国側と協議を続ける予定だ。
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