新型肺炎受け、中国キャンプ予定のKリーグチーム「キャンセル」決定し緊急帰国(画像:news1)
新型肺炎受け、中国キャンプ予定のKリーグチーム「キャンセル」決定し緊急帰国(画像:news1)
中国・武漢で発生した新型コロナウイルス(新型肺炎)が急速に拡散していることを受け、Kリーグクラブチームにも予想だにしない事態が起きている。

 毎年、中国で海外キャンプを実施していたクラブチームが計画を全面修正することになった。

 去る7日から中国・昆明でトレーニングをおこなっている大邱FCは日程を切り上げて緊急帰国することを決定。大邱は、昆明で体力トレーニングに重点を置いた1次キャンプ後、来る31日に上海へ移動し戦術トレーニングおよび数回の練習試合を予定していたが、全面キャンセルとなった。

 また、尚州尚武FCは去る6日から16日まで済州島でトレーニングを実施した後、20日から中国・梅州へ移動し2次キャンプに突入した。当初の計画では来月はじめまで梅州に滞在予定だったが、新型コロナウイルスの余波により、27日に緊急帰国。日程が大幅に変更となり、来月10日に釜山へ移動するまでは、急きょ国軍体育館でトレーニングする計画だ。

 さらに、去る6日からタイ・パタヤで1次トレーニングを実施した後、28日帰国した江原FCも2次キャンプ地を変更した。当初、江原は一時休暇を挟み、来月2日から中国・広州で2次キャンプをおこなう予定だったが、慶尚南道・巨済に変更。チーム関係者は「クラブチームとしては急な変更で様々な調整が必要となり、被害は少なくない」と語った。


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