デイビッド・スティルウェル米国務省東アジア・太平洋担当次官補(提供:news1)
デイビッド・スティルウェル米国務省東アジア・太平洋担当次官補(提供:news1)
デイビッド・スティルウェル米国務省東アジア・太平洋担当次官補は、北朝鮮の新たな外相にリ・ソンクォン前祖国平和統一委員会委員長が任命されたことについて、そのような変化が肯定的なものであることを希望するという立場を明らかにした。

25日、複数のメディアによると、スティウェル次官補は24日(現地時間)カーネギー国際平和財団が主催した“2020年の日本:今後1年に対する見通し”という行事に参席し、リ・ソンクォン新外相についての質問に「(北朝鮮が)方向を転換し(協議の)テーブルに戻り約束した議論をすべきだということについて、肯定的に作用することを希望する」と答えた。

スティウェル次官補は北朝鮮に対し“忍耐の外交”を続けるとし、北朝鮮に協議の復帰を求めた。また「強固な立場を維持すること」が最善の接近であるとし「急ぐ必要はないと考えている」と語った。

つづけて「我々は立場を明らかにしたし、協議もした」とし「我々は相手がその合意を履行するよう引き続き要求するつもりで、このような政策が作動しているとみている」と説明した。

また、スティウェル次官補は対北政策について、日米韓3国間の協力を強調し「日米韓3か国がより強固な立場を維持し願うべきものは何なのかを定めた後、シンガポールでの(米朝)首脳会談の合意を履行しながら、北朝鮮も合意を履行する決定を下すよう、待つことが最もよい対北接近法である」と語った。
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