ロシア「制裁のために国連の医薬品・食料支援が行き詰まる」(提供:news1)
ロシア「制裁のために国連の医薬品・食料支援が行き詰まる」(提供:news1)
ロシアは17日(現地時間)国連の国際機構のトップと北朝鮮代表部を招請した非公式会議を開き対北制裁の緩和を要求したと日本国内のメディアが18日報道した。

その報道によると、ロシアのネベンジャ国連大使が主催したこの日の会議は国連とロシアの協力を協議するために開かれた。国連児童基金(UNICEF)・国連開発計画(UNDP)・世界保健機構(WHO)の代表とキム・インリョン北朝鮮国連次席大使が参席した。

キム次席大使はこの席で「敵対的な制裁決議案の全面的な再検討は、制裁の全面的解除の最初の一歩となる」と語った。

また「制裁によって国連のよる医薬品や食料支援が停滞もしくは遅延している」としながら「人道的支援に必要な協力を禁止する不当な制裁が解除されるよう強く求める」と強調した。

このメディアはこの日の会議について「ロシアが国連援助機構のトップを一か所に集めて協議することは異例である。米国主導による北朝鮮の非核化協議でロシアの存在感を強調する目的もある」と分析した。

先日、ロシアは中国ととともに国連安保理に対北制裁緩和要求決議案の草案を提出した。国際メディアによると、決議案には北朝鮮に対する海産物・繊維の輸出禁止の解除、海外の北朝鮮労働者の送還期限の廃止、南北鉄道・道路の協力事業の制裁対象免除などが含まれている。

ロシアは北朝鮮の住民の生計に影響をあたえる部分を中心に制裁解除が必要だという立場である。
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