サムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子の社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米ブルームバーグ通信が12日発表したグローバル企業の時価総額ランキングで、韓国のサムスン電子が18位に入った。昨年の28位から10ランクアップした。 サムスン電子の時価総額は今月9日に3016億5000万ドル(約33兆円)を記録した。昨年1月2日から950億8000万ドルの増加。今月9日現在の株価は1975年の上場以来最高の5万8600ウォン(約5500円)で、昨年1月2日から51%上昇した。 2017~18年に好況が続いた半導体市況が低迷し、好業績を記録していた同社も不振に陥った。19年通期の営業利益(速報値)は27兆7000億ウォンで前年比52.9%急減し、通期では15年(26兆4000億ウォン)以来の低水準となった。 ただ、19年10~12月期の営業利益は7兆1000億ウォンと、証券各社の予想平均(6兆5000億ウォン台)を上回っており、業績の底入れ期待につながっているようだ。今年に入って外国人投資家のサムスン電子株の買いが続いている。 時価総額上位100社に入った韓国企業はサムスン電子が唯一だった。韓国国内で時価総額2位のSKハイニックスも圏外だった。
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