この会談で文大統領とビーガン代表は、北朝鮮が自ら設定した“年末の期限”を前に圧力が加えられている中、今が厳重な状況であるという認識を共にし、対話を通じて非核化問題を解決すべきだという考えを再確認した。
ビーガン代表は「対話と協議を通じて朝鮮半島の非核化と平和構築という歴史的課題を解決するために、諦めず最善を尽くすという考えに変わりはない」と語った。
青瓦台の報道官は「会談は全体的に緊張感のある雰囲気の中で進められた」とし、「文大統領はビーガン代表に、今まで朝鮮半島の非核化と恒久的平和体制構築のために努力してくれたことに対して肯定的な評価をし、これからも平和プロセスの進展のために持続的に努力してくれることを願うと語った」と明かした。
また青瓦台の関係者は「米韓朝の首脳の決断によって2年前と比べ大きな変化があったという点、現在は“楽観”と“悲観”が共存するような厳重な状況という点など、状況認識に対する共有があった」と明かした。
続けて「この問題を解決するためには、対話と協議しかないということに関する多様な対話が深く交わされた」と語った。
この関係者は“韓国政府が米朝間の非核化への異見の中で、その仲裁役をすると判断してもいいか?”という質問に「具体的にお答えはできない」としながら「ただ文大統領は対北協議を進めているビーガンチームを激励した」とし「特に厳重な状況ではあるが、朝鮮半島平和プロセスの進展のために引続き最善を尽くしてくれるようにと語った」と答えた。
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