握手を交わす金長官(右)とビーガン氏(統一部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
握手を交わす金長官(右)とビーガン氏(統一部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部によると、訪韓中の米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表は16日、ソウル市内で金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官との非公開の懇談会に出席し、「(北朝鮮と)妥当性のある段階と柔軟な措置を通じ、バランスの取れた合意に達する準備ができている」との立場を示した。また、2018年6月にシンガポールで開いた初の米朝首脳会談に触れ、米国は両首脳が合意したものについて、対話を通じて達成するとも語った。

 金長官は「米朝交渉の実質的な進展のため、努力する必要がある」と強調。双方は今後も緊密に協力することで一致したという。

 ビーガン氏はこの日午前、外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談後に記者会見で「私たちはここにおり、あなたたちは私たちとどう接触するのかを知っている」と話し、北朝鮮に会談を提案した。

 統一部を通じて非公開懇談会の内容を発表したのは、北朝鮮側に改めて対話を促すメッセージを送ったものと受け止められる。


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