慶尚北道庁を訪れた日本の公務員(同道提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
慶尚北道庁を訪れた日本の公務員(同道提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【安東聯合ニュース】韓国東部の慶尚北道は12日から13日まで、韓国各地の自治体と機関に勤務する日本からの公務員13人を招き、同道の主要施策と文化観光を紹介した。

 韓日関係が厳しい状況にある中、慶尚北道は「新たな韓日パートナーシップ強化プログラム」を企画した。2020年の「大邱・慶北観光の年」を控え、日本人観光客の誘致に向け人的ネットワークを強化するのが狙い。

 日本の公務員は初日の12日、道庁で文化観光に関する説明を聞いた。少子高齢化や観光政策などについても道職員と意見を交わした。続いて国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産の河回村がある安東に移動し、韓国伝統家屋で伝統酒づくりや郷土料理を体験した。

 2日目の13日は、伝統家屋が立ち並ぶ河回村と、大邱の近代文化通りを見て回った。

 慶尚北道の朱重徹(チュ・ジュンチョル)国際関係大使は「韓国と日本が未来志向的に発展するためには、自治体や青少年、民間などで草の根交流をしっかり進めなければならない」と述べ、参加者に韓日自治体間の懸け橋の役割を期待した。

 道は今後も日本との文化観光、経済交流に向けた企画に取り組む計画だ。


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