日本車も日本製品不買運動のターゲットになっている(資料写真)=(聯合ニュース)
日本車も日本製品不買運動のターゲットになっている(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の11月の自動車生産と国内販売、輸出の台数がそろって前年同月を下回った。日本車の販売は大幅な落ち込みが続いているが、台数としてみると持ち直しの兆しも感じられる。 産業通商資源部が13日に発表した暫定集計によると、11月の自動車生産台数は34万6377台で前年同月に比べ11.3%減少した。今年の月平均の生産台数を上回ったものの、昨年11月が好調だったことから反動減となった。 国内販売は前年同月比1.3%減の16万586台。韓国車の販売が3.1%減少した一方で、輸入車がドイツ車を中心に8.9%増加した。 輸入車のうち日本車の販売台数は2357台で、56.4%の大幅マイナスだった。日本政府による輸出規制強化を受け韓国で日本製品の不買運動が広がり、日本車の販売減が続いている。減少率は7月が17.2%、8月が56.9%、9月が59.8%、10月が58.4%で、11月も50%台後半となった。ただ、台数は10月に1977台、11月は4カ月ぶりの2000台超えだったことから、回復に向かうのではないかとの見方も出ている。 11月の輸出は受託生産台数の減少などが響き、8.6%減の21万7498台にとどまった。それでも、スポーツタイプ多目的車(SUV)やエコカーなど比較的高額な自動車の輸出が好調だったおかげで、輸出額の減少率は1.4%と小幅だった。
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