ビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
ビーガン氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米朝間の緊張が高まっている中、米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が近く韓国を訪問する。ビーガン氏は訪韓期間中、北朝鮮側との接触を図るとみられる。実現すれば、対決姿勢が鮮明になっている朝鮮半島情勢が再び対話ムードに転じるきっかけとなる見通しだ。 両国の外交当局はビーガン氏の15日ごろの訪韓を最終調整しているようだ。カウントパートの韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談するほか、青瓦台(大統領府)関係者とも面会するとみられる。 南北軍事境界線がある板門店などでの北朝鮮側との接触を模索する可能性があり、実現するかどうかに注目が集まりそうだ。外交消息筋は「ビーガン氏はいつ、どこでも北側が対話に応じるなら駆けつける考え」と述べた。 ただ、北朝鮮が米側との対話に応じるかは不透明だ。 ビーガン氏は訪韓期間中、北朝鮮側と接触できるかどうかにかかわらず、北朝鮮に挑発行為の自制を促し、柔軟に交渉していくとのメッセージを発するとみられる。
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