統一部の李相旻報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
統一部の李相旻報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、北朝鮮への人道的支援を引き続き進める方針を示した。統一部の李相旻(イ・サンミン)報道官は11日の定例会見で、「政府は政治的・軍事的状況、南北関係の状況とは無関係に、北の乳幼児や妊産婦を対象とした人道的支援を続けていくとの立場だ」と説明した。  また「人道的支援が南北関係の状況とは無関係に進められるべきであり、国内外で合意が形成されているとみている」と述べた。 北朝鮮が軍事的緊張を高めている現時点での人道的支援は適切ではないとの一部メディアの批判に対しては「(そのような問題提起こそ)適切ではないということを改めて強調する」と反論した。 韓国政府は先ごろ、南北交流協力推進協議会を開き、世界保健機関(WHO)の北朝鮮に対する母子保健事業のため、南北協力基金から500万ドル(約5億4400万ドル)を拠出する案を議決した。
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