2017年7月に公正取引委員会が開いた審理の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
2017年7月に公正取引委員会が開いた審理の様子(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル高裁は4日、米半導体大手クアルコムが公正取引委員会を相手取って起こした是正命令などの取り消しを求める訴訟で、携帯電話メーカーに不当な契約を強要したとして公取委が科した課徴金は妥当だとする判決を言い渡した。

 

 2016年に、公取委はクアルコムに過去最大規模となる1兆300億ウォン(約937億円)の課徴金の支払いを命じるとともに是正命令を下した。 

 公取委はクアルコムが移動通信用モデムチップセットの供給に関して特許権を盾に企業に不当な契約を強要し、特許権を独占したと判断したが、同社はこれを不服として訴訟を起こした。


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