すい臓がん公表したユ・サンチョル氏率いる仁川、K1残留かけて最終戦へ

ステージ4のすい臓がんを公表したユ・サンチョル氏（48）率いる仁川ユナイテッドFCが、ホーム最終戦を勝利で飾った。残るは最終戦の1戦のみ。その試合に、K1（1部）残留をかける。

ユ・サンチョル の最新ニュースまとめ

　24日午後、仁川サッカー専用スタジアムで行われた仁川ユナイテッドと尚州尚武FCの「ハナ1Q Kリーグ1 2019」ファイナルB 第37節で、仁川が後半30分ムン・チャンジンの先制ゴールと後半43分ケヒンデの追加ゴールで、2-0で勝利。

　この結果、現時点（11月25日）で仁川は7勝18敗12分け、勝ち点33で10位。K2（2部）との入れ替え戦プレーオフ（K2の2～4位チームによる「入れ替え戦出場決定プレーオフ」で優勝したクラブチームと対戦）を行う11位（慶南）との差はわずか勝ち点1だ。

　すい臓がんと戦いながら、最後まで「ピッチで選手、スタッフと共にする」と誓ったユ監督。そして選手たちの思いは一つ、「K1残留を果たし、監督の奇跡を信じる」こと。すべての思いを最終戦にぶつける覚悟だ。