警備の演習をおこなう警察の特殊部隊(資料写真)=(聯合ニュース)
警備の演習をおこなう警察の特殊部隊(資料写真)=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山で25日から韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)特別首脳会議が開かれることを受け、警察が21日、会議の会場となる展示コンベンションセンター・BEXCOに対策本部を設置し、本格的な警備を開始する。 警察は23日から最も高いレベルの警戒態勢に入る。全国から集まった警察官1万4422人が会場や宿泊施設などで警戒にあたる。 期間中はドローンなどを利用したテロを防ぐため、会場や宿泊施設の半径9.26キロを臨時飛行禁止区域に設定し、違反した場合は最大で200万ウォン(約19万円)の罰金が科せられる。 警察はドローンなどを妨害電波で操縦できなくする「ジャミングガン」を装備した特殊部隊を配備し、ドローン対策の専門チームも別途運用する。 参加国の首脳らが移動する際に行われる交通規制で、市民の不便を軽減するため警察官約1100人が会場周辺や主な交差点などに配置される予定だ。 警察によると、2014年に韓・ASEAN特別首脳会議が開催された際には、会場周辺の交通を全面的に規制したが、今回はフレキシブルに対応するという。 警察は25~27日は釜山全域で10人乗り以下の乗用車などを対象に自主的な車両の2部制(ナンバーの偶数と奇数によって通行制限する交通規制)を実施する方針で、協力を呼びかけた。
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