青瓦台(資料写真)=(聯合ニュース)
青瓦台(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮による経済協力事業の金剛山観光を巡り北朝鮮が韓国側施設の撤去を求めている問題について、青瓦台(大統領府)の関係者は15日、記者団に対し、「金剛山はある面では南北協力の歴史」とし、対話で問題を解決し、合意の下で進行するとの方針に北朝鮮側が応じることを求めるとの立場を明らかにした。 北朝鮮が金剛山の韓国側施設の撤去要求を続ける中、「対話」と「合意」によって解決するという原則を改めて示したと受け止められる。 同関係者は「今のこの状況に対しては落ち着いて対応していく」とし、米国と北朝鮮が対話を通じて朝鮮半島問題を解決しようとするように、金剛山観光問題も対話を通じて共に知恵を出すことを希望すると述べた。 北朝鮮の朝鮮中央通信はこの日、「われわれは11月11日、南朝鮮(韓国)当局がつまらない主張に執着し続けるなら施設撤去を放棄したと見なして一方的に撤去を断行する断固たる措置を取るとの最後通牒(つうちょう)を送った」と報じた。 韓国政府は、韓国当局と金剛山観光事業の業者からなる施設点検団の現地訪問を提案している。
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