韓米は14、15日にソウルで軍事委員会(MCM)と定例安保協議(SCM)を開催する。エスパー米国防長官は14日に韓国入りする予定(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓米は14、15日にソウルで軍事委員会(MCM)と定例安保協議(SCM)を開催する。エスパー米国防長官は14日に韓国入りする予定(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】エスパー米国防長官が北朝鮮との非核化対話のために韓米の合同軍事演習を調整することも可能と述べたことについて、韓国国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は14日の定例会見で、「米国側は柔軟なアプローチで朝米(米朝)交渉に臨むという立場を以前に表明しており、エスパー長官の発言は同じ筋道から出たものとみている」と述べた。その上で、「韓米の軍当局は完全な非核化と恒久的な平和の構築に向けた外交的な努力を支えるという立場を堅持している」と説明した。

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 崔氏はまた、「合同演習に関しては、韓米間の緊密な連携下で調整することで年間を通して均等になるよう実施してきたことをあらためて言いたい」と強調した。

 エスパー氏は15日にソウルで開かれる韓米定例安保協議(SCM)に出席するため出発した際、米朝交渉の前進に役立つなら韓国で実施する軍事活動を調整する可能性もあると記者団に語った。

 一方、韓国が決めた韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)終了に対し米国から懸念の声が上がっていることについて、崔氏は「友邦国同士の連携が重要という点を強調するもの」との見方を示した。続けて「わが政府は、日本が不当な報復措置を撤回することで両国間の友好関係が回復するならGSOMIAを含めたいくつかの措置の見直しができるという立場に変わりない」と強調した。

 16日からタイで、韓日も出席する東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大国防相会議(ADMMプラス)が開かれる。ここでGSOMIAを巡る検討や議論が十分になされるかとの質問に、崔氏は「日程を調整中」と答えた。


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