＜野球＞韓国－台湾の東京五輪かけた戦い、現時点で「韓国有利」

2020年東京オリンピック出場をかけた野球チームの戦いは、韓国と台湾の争いになるものとみられる。オーストラリアは脱落が濃厚だ。

　野球韓国代表は12日、ZOZOマリンスタジアムでおこなわれたプレミア12・スーパーラウンドの台湾戦に、0-7で完封負けを喫した。

　これにより、韓国はオープニングラウンドから続いた今大会の連勝記録が4でストップし、スーパーラウンドの成績は2勝1敗。一方の台湾は1勝2敗となった。

　優位とされていた台湾戦の大敗にショックが大きい韓国代表。しかし、現時点でも東京オリンピック行きが「有利」とされるのは韓国だ。オーストラリアは12日、メキシコに破れて3敗を記録、事実上、東京オリンピック出場権獲得は非常に厳しい状況だ。台湾に1試合差で前をいく韓国としては、この数字を維持すれば東京オリンピック出場を決めることになる。

　プレミア12にかけられている東京オリンピック出場チケットは計2枚。このうち1枚がアジア・オセアニアに与えられる。韓国、台湾、オーストラリアのうち最も高い順位の国家が東京オリンピック出場権を手にする。