韓日議員連盟の姜会長(資料写真)=(聯合ニュース)
韓日議員連盟の姜会長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓日議員連盟の姜昌一(カン・チャンイル)会長(与党・共に民主党)は5日、ラジオ番組に出演し、山東昭子参院議長が東京で開かれた20カ国・地域(G20)国会議長会議で韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長にあいさつもしないなど冷ややかな態度を示したことについて、「そうしてはいけない。なぜそうしたのか分からない」と述べ、「外交的欠礼」と批判した。

 山東氏は旧日本軍の慰安婦問題は日本の天皇の謝罪で解決するとした文氏の2月の発言を問題視し、個別会談に応じない姿勢を示していた。

 文氏が現地で記者団に対し、強制徴用問題で韓国と日本の企業から寄付を募り、被害者に支給する内容の法案を作ったと言及したことに関しては、「踏み込んだ議論があったわけではない。個人的に考えている一つのアイデアではないか」と述べた。

 23日に失効する日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)については、「日本が(輸出管理の優遇対象国の)ホワイト国から韓国を除外し、安全保障上の友好国ではないとした」と指摘し、「(だから)軍事情報を提供できないのではないか」と言及。「日本はホワイト国からの除外を撤回し、われわれは(GSOMIAの)延長を同時に行う。強制徴用問題は交渉テーブルで話し合う」として、「この三つ(の問題)をまとめて解決しなければならない」と強調した。


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