安倍晋三総理とイ・ナクヨン韓国首相(提供:news1)
安倍晋三総理とイ・ナクヨン韓国首相(提供:news1)
“天皇即位の礼”に参席のため来週に来日するイ・ナクヨン韓国首相が、日韓両国間の“メッセンジャー”の役割を果たすことで今回、“膠着した日韓関係”の転換点をつくれるか、注目されている。

特にイ首相は24日、安倍晋三総理との会談の場で、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領の親書を伝達する見通しである。親書には、日韓首脳会談を含めた対話の再開と関係改善に対する文大統領の意志が盛り込まれているとみられている。

イ首相は日本のマスコミとのインタビューで、日韓両国の首脳間における“メッセンジャー”の役割を果たしたいと語った。

イ首相は「安倍総理のお言葉を丁重に受け止め、また文大統領と私の考えを伝えるために最善を尽くす」と語り、「日本と韓国は1500年という長い歴史を共有してきた」としながら、「日韓両国の首脳が対話をしようという意志が明確なので、両国間の葛藤の解決に長い期間はかからないだろう」、「安倍総理と文大統領の早期の対話実現のために最善を尽くす」と強調した。

またイ首相は「韓国大法院(最高裁判所に相当)のいわゆる“強制徴用”関連の賠償判決問題について、文大統領は強制徴用の被害者が受け入れることのできる対策を模索している」とし、「文大統領は、『この“強制徴用”の問題が日韓両国の未来志向的な関係に障害となってはならないと思う』、『最も重要なのは、関係を改善しようとする両国首脳の確固たる意志だ。そのために最善を尽くし、知恵を出し合うことを願う』と語った」とも発言した。

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