ソウル市内のスーパーのビール売り場。日本産を販売しないと書かれた案内板が立てられている=(聯合ニュース)
ソウル市内のスーパーのビール売り場。日本産を販売しないと書かれた案内板が立てられている=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】日本による対韓輸出規制を受けて韓国で広がっている日本製品の不買運動の影響で、韓国の日本産ビールの輸入額がさらに減少した。 韓国関税庁の輸出入貿易統計によると、9月の日本産ビールの輸入額は6000ドル(約65万円)で、順位は27位に落ち込んだ。 2009年から今年6月まで韓国の輸入ビール市場で不動の1位だった日本産ビールは、日本政府の対韓輸出規制が強化された7月に3位に落ち込み、8月は13位とトップ10から転落した。先月はキプロス産(25位)やトルコ産(26位)を下回った。 先月の輸入額1位は中国産ビールで375万9000ドルだった。8月から2カ月連続のトップ。2位は米国産(263万8000ドル)、3位はオランダ産(253万6000ドル)、4位はベルギー産(249万ドル)、5位はポーランド産(179万7000ドル)。 日本産ビールの輸入減少に伴い、韓日間のビールの貿易で韓国が初めて黒字を記録した。韓国産ビールの先月の日本への輸出額は23万3000ドルで、輸入額を差し引いた貿易収支は22万8000ドルの黒字だった。
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