水産物(資料写真)=(聯合ニュース)
水産物(資料写真)=(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】政府系シンクタンクの韓国海洋水産開発院が8日公表した資料によると、2015年から19年8月までの約5年間の韓国と日本の海洋水産分野の貿易額はおよそ79億ドル(約8470億円)だった。  韓国は約40億4300万ドル相当を輸出し、約38億5300万ドル相当を輸入した。 輸出額のうち、水産物や水産加工品が約32億5000万ドルで最も大きな割合を占めた。日本からのこれらの輸入額(約7億9700万ドル)の4倍に達する。 船舶・船舶部品は約6億9000万ドルを輸出し、その4倍を超える約28億4100万ドルを輸入した。 海洋レジャー用品も輸出額(約6400万ドル)より輸入額(約2億1500万ドル)の方が3倍以上多かった。 韓国の海洋水産分野の輸出額に日本が占める割合は、15年の1.9%から19年は3.2%に上昇した。 韓国と日本は地理的に近く、貿易額も大きいため、船舶や人の往来も多い。 日本から入港した船舶は18年に1万8437隻で入港船舶の総数の10.0%、韓国から日本へ出港した船舶は1万8874隻で出港総数の10.2%を占めた。両国を行き来する船舶は貨物船と旅客船が大半だ。 一方、8月に釜山港国際旅客ターミナルから船便で日本を往来した人は約4万2000人で、前月比40.6%、前年同月比68.8%、それぞれ減少した。 日本政府は7月上旬に半導体などの材料3品目の韓国向け輸出規制を強化し、8月に輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から韓国を除外。これを受け、韓国では日本旅行を控える動きが広がった。
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