2017年のADEXで、韓国空軍特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」の祝賀飛行を見上げる来場者(資料写真)=(聯合ニュース)
2017年のADEXで、韓国空軍特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」の祝賀飛行を見上げる来場者(資料写真)=(聯合ニュース)
【城南聯合ニュース】韓国と海外の最先端兵器が集まる「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会」(ソウルADEX2019)が、15日から20日まで京畿道・城南のソウル空港(軍用空港)で開催される。 ADEXは韓国の航空宇宙産業と防衛産業の輸出増進、航空宇宙分野の先進技術の交流促進を目的に隔年で開催される。今回は過去最多の34カ国から430社が参加する。 ソウルADEX2019の共同運営本部は14日、第4次産業革命時代を先導する新素材、電子制御などの先端技術を取り入れた最新航空機と宇宙・地上向け装備が出展されると説明した。ブースのほかに、空港の滑走路を使った屋外展示場もある。 海外各国から国防相や軍参謀総長、関連企業の幹部らが多数来場する予定だ。韓国軍当局は軍事外交やトップセールスが活発に行われるものと期待を示す。 韓国軍はさまざまな兵器を展示する。空軍は主力戦闘機F15KとKF16をはじめ、性能が認められて輸出もしている初等練習機KT1と高等練習機T50など国産の完成機を展示するほか、韓国で開発中の小型攻撃ヘリコプターLAHのテスト飛行を初めて行う。また戦略兵器として運用予定の米製最新鋭ステルス戦闘機F35Aを一般公開し、韓国製の次世代戦闘機KFXもモックアップ(実物大模型)で初披露する。 陸軍は師団偵察用の無人航空機、戦車K2、装甲車K21、自走砲K9A1、多連装ロケット砲の天武など、約30種を紹介する。  ソウルADEX2019は専門家を対象としたビジネスデー(15~18日)、学生が観覧できるスチューデントデー(18日)、一般来場者向けのパブリックデー(19~20日)に分かれている。 見どころも満載だ。韓国空軍の特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」とオーストラリアの民間の曲芸飛行チームが華やかなエアショーで盛り上げる。国内外の最新鋭航空機の展示飛行、輸送機やヘリの体験搭乗、韓米合同の空挺降下なども準備されている。 一般来場者はソウルADEX2019の公式ウェブサイト(www.seouladex.com)で観覧を申し込める。
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