李首相(資料写真)=(聯合ニュース)
李首相(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】天皇が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」(22日)に韓国政府代表として李洛淵(イ・ナクヨン)首相の出席が決まったことについて、青瓦台(大統領府)は13日、「韓日関係改善に役立つことを願う」との立場を示した。 青瓦台関係者は聯合ニュースの取材に対し、「韓国政府はこれまで韓日関係改善のため、あらゆる努力を行ってきた」と説明した上で、「韓日関係が悪化の一途をたどって来たにもかかわらず、対話を通じた問題解決が最優先であるとの政府の考えに変わりはない。李首相の訪日もこうした努力の一環」と話した。 李首相は今回の訪日を機に、安倍晋三首相と会談する可能性が高いとみられる。そのため、関係改善の糸口を見いだすきっかけになるとの期待が青瓦台内で広がっている。 会談が実現する場合、昨年10月に韓国大法院(最高裁)が初めて強制徴用被害者への賠償を日本企業に命じて以降、両国間で最高レベル級の対話が行われることになる。一部では李首相が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の対日メッセージを伝える「特使」の役割を果たすとの見方も出ている。
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