会見する韓国首席代表の丁海官(チョン・ヘグァン)産業通商資源部新通商秩序協力官=(聯合ニュース)
会見する韓国首席代表の丁海官(チョン・ヘグァン)産業通商資源部新通商秩序協力官=(聯合ニュース)
【ジュネーブ聯合ニュース】韓国が日本の対韓輸出規制強化を世界貿易機関(WTO)に提訴したことを受け、紛争解決手続きの最初の段階となる韓日の2国間協議が11日(現地時間)にスイス・ジュネーブで開かれた。韓国首席代表として協議に出席した産業通商資源部の丁海官(チョン・ヘグァン)新通商秩序協力官は協議後の会見で、「日本と追加の協議が必要との認識で一致し、2国間協議の追加日程を外交チャンネルを通じ決めることにした」と述べた。 協議の期限はWTOに提訴してから60日以内。次の協議は来月10日以前に開かれる見通し。韓国は日本の輸出規制措置に対し、先月11日にWTOに提訴した。 丁氏は「日本の輸出規制措置がWTO協定に反することを明確に示した」と強調。「通常、2国間協議は1回で終わるケースが多いが、追加協議を行うことは両国が対話する準備ができ、協力に向け努力するとの意味」と説明した。 一方、日本側は会見で、韓国に対する輸出規制措置がWTO規定に違反していないと反論した。
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