チョン韓国防衛相が2日、ソウルの国防部での国会国防委員会の場で業務報告をしている(提供:news1)
チョン韓国防衛相が2日、ソウルの国防部での国会国防委員会の場で業務報告をしている(提供:news1)
チョン・ギョンドゥ韓国国防部長官(防衛大臣に相当)は2日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に関連してGSOMIA(軍事情報包括保護協定)を活用し、日本に情報の共有を要請したことを明かした。

チョン防衛相はこの日の午前、国防部(防衛省に相当)庁舎で開かれた国会国防委員会国政監査で「我々が日本から受けた要請はなく、我々が日本に情報共有を要請したと合同参謀本部情報本部長から報告を受けた」と伝えた。

韓国政府は去る8月22日、GSOMIAの終了決定を発表したが、11月22日にGSOMIAが実際に終了する前までは協定は有効な状況のままである。

チョン防衛相はまた北朝鮮の発射体に関して「北極星1号と2号が現在まで開発されているが、その確認した内容は射程距離が1300kmほどである」、「今日は高度を上げながらその距離をだいたい450kmほどに短くして発射したと予想している」と語った。

一方、先の合同参謀本部はこの日「我が軍は今日の午前7時11分ごろ、北朝鮮が江原道(カンウォンド)元山(ウォンサン)の北東側の海上から東へ発射した未詳の弾道ミサイル1発を捉えた」と発表した。

続けて「今回発射した弾道ミサイルは北極星型の系列のものであると推定され、最大飛行高度は910kmあまり、距離は約450kmと探知した」と伝えた。

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