ダレス空港に到着後、報道陣に囲まれる李氏=19日、ワシントン(聯合ニュース)
ダレス空港に到着後、報道陣に囲まれる李氏=19日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】北朝鮮核問題を巡る交渉の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長は19日(現地時間)、非核化などを巡る米朝実務協議の再開に関連し「近く行われる可能性がある」との見方を示した上で、米朝が同じテーブルで考えを打ち明けることが急がれると述べた。米ワシントン近郊のダレス空港に到着後、記者団に語った。

 李氏は、米朝間の意思疎通が続いていると承知していると述べた。北朝鮮の国連代表部を窓口に実務レベルのやり取りをする「ニューヨーク・チャンネル」が常に開かれているため、必要な場合は意思疎通がいつでも可能だと説明。9月末までの協議再開に期待を示した。

 李氏はカウンターパートのビーガン米国務省北朝鮮担当特別代表と会談するほか、ホワイトハウスや国務省、シンクタンク、学界の関係者らと面談後、21日に国連総会が開かれているニューヨークに向かう予定だ。ニューヨークでは日本側のカウンターパートと会談するほか、韓米日3カ国会合も準備中だ。


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