6月30日、韓国青瓦台で会談する文大統領(右)とトランプ大統領=(聯合ニュース)
6月30日、韓国青瓦台で会談する文大統領(右)とトランプ大統領=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日(米東部時間)、ニューヨークでトランプ米大統領と首脳会談を行う。韓国青瓦台(大統領府)が19日発表した。 両首脳の会談は9回目で、6月にソウルで開催して以来、約3カ月ぶりとなる。 文大統領は国連総会に出席するため、3泊5日の日程で22日にニューヨークに出発する。 青瓦台のチェ・ジョンゴン平和企画秘書官は記者会見で、今回の会談について、「朝鮮半島の完全な非核化や恒久的な平和定着のための協力策について協議する」として、「韓米同盟を一層強固にするためのさまざまな方策や域内の懸案についても議論する」と明らかにした。 文大統領はトランプ大統領に対し、非核化を巡る米朝実務協議を進展させるよう呼びかける見通しだ。米国が維持を求めていた日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の終了を決定したことで、米国で起こる韓米同盟への影響を懸念する声を払拭(ふっしょく)するとともに、在韓米軍の駐留経費負担交渉など、両国の懸案について議論するとみられる。 一方、文大統領は訪米中、ポーランドやデンマーク、オーストラリアともそれぞれ首脳会談を行う。国連のグテレス事務総長とも会談する予定だ。 国連総会では24日に一般討論演説を行い、朝鮮半島の平和プロセスの成果を説明し、国際社会の継続的な支持を呼びかける見通しだ。文大統領の国連総会出席は就任後3年連続で、韓国大統領が3年連続で総会に出席するのは初めて。 また、グテレス事務総長が主宰する気候行動サミットに出席し、来年に韓国が主催する国際的な官民連携ネットワーク「グリーン成長とグローバル目標2030のためのパートナーシップ」(P4G)第2回サミットの計画を正式に発表する。 マハトマ・ガンジーの生誕150年を記念する行事にも出席する。
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