韓国　けさのニュース（８月１９日）

◇映画「殺人の追憶」題材の未解決連続殺人　ＤＮＡ分析で容疑者特定　ソウル近郊の京畿道華城市で１９８６年から１９９１年にかけ女性１０人が殺害され、映画「殺人の追憶」の題材にもなった未解決連続殺人事件の有力な容疑者が特定されたことが分かった。京畿南部地方警察庁は１８日、この事件の有力な容疑者として現在別の犯罪で収監中の５０代の男を特定したと発表した。警察が７月にこの事件の証拠の一部を国立科学捜査研究院に送ってＤＮＡ分析を依頼した結果、証拠から採取されたＤＮＡとこの男のＤＮＡが一致した。ただし公訴時効が成立しており、この事件で男を処罰することはできない。◇広く秋晴れで肌寒く　大気は良好　　１９日は全国的に晴れ、東海岸では朝まで雨がぱらつきそうだ。最高気温は２２～２７度の予報で、朝の気温は前日より２～５度下がり肌寒くなる。内陸部を中心に日中と朝晩の気温差が大きく、健康管理に注意が必要だ。大気の拡散が円滑で、粒子状物質（ＰＭ）の濃度は全国的に「良い」（低い）～「普通」となる見通しだ。◇韓国のカード端末機３５３万台　上半期の決済数９０億件超　金融監督院によると、主要付加価値通信網（ＶＡＮ）事業者１３社が設置したクレジットカード端末機は３５３万２０００台で、昨年末より１２万２０００台（３．６%）増加した。これらの端末機で行われたクレジットカード取引は上半期だけで９０億５０００万件で、前年同期比１１．７%増加した。◇韓国３大名門大　法相辞任求めきょう集会　ソウル大、高麗大、延世大の学生らが１９日、娘の大学への不正入学疑惑などが取り沙汰されているチョ国（チョ・グク）法務部長官の辞任を求める集会を各大学のキャンパスで開く。韓国を代表する名門大である３校が同じ日に集会を開くのは、チョ氏とその家族を巡る疑惑が発覚してから初めて。チョ氏の母校であり、教授も務めたソウル大と娘が卒業した高麗大ではこれまでに３回ずつ集会が開かれており、ここに疑惑と直接関係のない延世大が加勢した形だ。集会は全て学生会ではなく学生個人が主導して開かれる。