「多文化」家族のイメージ(イラスト)=(聯合ニュース)
「多文化」家族のイメージ(イラスト)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国に暮らす「多文化」世帯の構成員が昨年時点で100万人を超え、総人口の2%を占めたことが12日までに分かった。韓国統計庁は、韓国の国籍を取得した人がいる世帯や、外国人と韓国人(帰化者含む)が婚姻した世帯、こうした世帯の子供がいる家庭などを多文化世帯に分類している。

 統計庁の「2018人口住宅調査」によると、昨年、多文化世帯は33万5000世帯あり、その構成員は計100万9000人だった。前年に比べ世帯数は1万6000世帯、世帯構成員数は5万人、それぞれ増加した。

 人口と世帯、住宅の統計は2015年から住民登録簿などの行政資料を基に作成する方法に変更され、同年の多文化世帯は29万9000世帯の88万8000人だった。100万人を超えるのは昨年が初めて。 

 多文化世帯のうち最も多いのが、韓国人との結婚により移民した人がいる世帯(35.0%)で、次いで帰化した人と韓国人が暮らす世帯(23.1%)だ。

 帰化した人は17万5000人、結婚により移民した人は16万6000人だった。帰化前、または現在の国籍をみると、韓国系の中国籍(34.9%)が最多で、ベトナム(21.0%)、中国(19.9%)、フィリピン(5.6%)、日本(3.6%)、米国(2.4%)の順だった。


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