ソウル駅で列車に乗り込む乗客=11日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル駅で列車に乗り込む乗客=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル、仁川聯合ニュース】韓国で11日、秋夕(中秋節)の連休(12~15日)をふるさとで過ごす人の帰省ラッシュが始まった。ソウル駅や高速バスターミナルなどは午後から帰省客で混雑している。 ソウル駅は早朝から帰省客の姿が目立った。午後に入り駅前のタクシー乗り場もスーツケースを持った市民で混み始めた。 ソウル高速バスターミナル、東ソウルターミナル、ソウル南部ターミナルなど市内の主な高速バスターミナルも帰省客で混み合っている。 空の便も帰省ラッシュが始まった。金浦空港の国内線ターミナルは大きな荷物を抱えた家族連れなどが多く見られた。午前に比べ午後はさらに混雑しているが、まだ座席に余裕がある。 韓国航空公社の関係者は「連休が長くないため空港を訪れる乗客は平日とほぼ同じかやや多い程度だ。今年の秋夕連休期間の国内線の便数は前年比2.1%減少した」と説明した。 11~15日の金浦空港の乗客数は国内線が31万1791人、国際線が6万5678人と予想される。 韓国交通研究院は連休期間に3356万人が移動するとの見通しを示した。1日平均671万人が移動し、秋夕当日の13日は最大で897万人が移動すると見込まれる。 一方、仁川国際空港は連休を海外で過ごす人たちで混み合っているが、例年に比べ混雑度は大きく上昇してはいない。 連休が短い上、韓日関係の悪化で日本旅行を控える動きが続き、日本に向かう旅行客数が大幅に減少したことも影響しているとみられる。仁川国際空港公社は、連休期間の利用客数の1日平均が昨年の秋夕連休期間に比べ3.1%減の18万1000人と見通した。
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